令和3年度・高専からの大学編入体験記【概説】
挨拶
こんにちは!この度ブログを開設したbenkeiganiというものです。このブログでは主に、私の経験した高専からの編入学について、勉強の仕方、使用した参考書、学年ごとのスケジュールや試験前日から当日までの流れを紹介していこうと思います。どうぞよろしくお願いします。このページでは大まかなことについて紹介します。
読者の方へ...
この先、説明をしていくにあたって「どこの大学に受かった人なのか?」が気になって読み飛ばされては本末転倒なので、あらかじめここで明記しておきます。私が受験した大学の合否結果は以下の通りです。いずれも学力です。
・東京工業大学・工学院(電気電子系)合格
・東北大学・工学部(電子情報物理工学科-電気工学コース)不合格
目次
自己紹介(高専での成績など)
・学科:電気電子系の学科
・学年ごとの順位について
1年次:4位
2年次:1位
3年次:1位
4年次:1位
5年前期中間:1位
・TOEICのスコア:545(-_-)
・得意な科目:数学、専門(情報系科目を除く)、化学
・苦手な科目:情報系科目、文系科目
・性格:負けず嫌い、落ち込む時はかなり落ち込む
編入学を志した時期・理由
編入学の制度を知ったのが1年後期あたりで、本格的に編入学を志して行動を始めたのは2年後期です。
編入学を志した理由としては、その当時周りの影響で興味を持ち始めたパワーエレクトロニクスの分野を研究している教員が私の高専では少なく、おまけにその研究室は専攻科生をとらないといった感じであったため、パワーエレクトロニクスの分野を研究している教授の多い大学に行って、研究してみたいと思ったためです。また、鉄道を見るのも好きだったので、パワーエレクトロニクスの分野を極めて、社会をインフラの面で支えていきたいと意気込み始めたのも理由の一つです。
学年ごとの編入学先の変化の様子
学年ごとの編入学先として考えていた大学は以下の通りです。4年次にはめちゃくちゃ悩みました。
・1年後期:長岡技術科学大学(ややくっきり)、東京工業大学(ぼんやり)
・2年次:長岡技術科学大学(くっきり)、東京工業大学(ややくっきり)
・3年次:長岡技術科学大学(くっきり)、東京工業大学(くっきり)、東北大学・工学部(ややくっきり)
・4年次:長岡技術科学大学(くっきり)、東京工業大学(くっきり)、東北大学・工学部、大阪大学・工学部、名古屋工業大学、京都工芸繊維大学(いずれもぼんやり)
・5年前期:ようやく決定。
第一志望;東京工業大学・工学院(電気電子系)
第二志望;東北大学・工学部(電気情報物理工学科・電気工学コース)
編入学に向けて行ったこと(勉強以外)
ここでは編入学試験に向けて、勉強以外で行ったことを紹介したいと思います。
編入学試験に向けて行ったことは以下の7つ。
・編入学体験記を見る。(ZENPEN、はてなブログなど)(2~4年次)
→編入学試験に限らず、受験は情報戦であるといっても過言ではないと思います。編入学体験記を読むことは必須ムーブメントとといっていいかもしれませんね。
・編入志望先の大学に合格した先輩の話を実際に聞く。(4年後期)
→寮生であったため、容易でした。聞いたのは4年の10月ごろで、先輩の受験が終わってひと段落したタイミングでコンタクトをとりました。)
・Discordなどを用いて編入学志望者を募り、切磋琢磨する(4年後期)
→編入学を希望している人を募り、Discord等でグループを作っておくとよいです。私の所属していたグループでは、編入学試験の過去問やその解答、進捗状況ファイルなどが共有されていました。
・各大学のホームページ(メニュー欄にある編入学試験について、重要な連絡、etc)を逐一確認する。(随時)
→大学によって、ホームページの見やすさはまちまちです。気づかぬ間に「出願期間でした」なんてことがないように注意しましょう。また、募集要項を取り寄せるのにも時間がかかります。早め早めの行動を。
・親に編入について説明する、話し合う(可能な限り早く)
→大学に編入したい意思、検定料、交通費、宿泊費について事前に家族に相談しましょう。また、仮に編入学試験に合格したとしても、入学費、一人暮らしする場合の家賃が支払えないとどうしよもないです。私は編入勉強にのめりこみすぎて、親と真剣に話し合たのはなんと5年生の5月...。切羽詰まっていた時期でもあったので、親と口論になってしまいました。この記事をみてる人は、どうか早めに相談して、後悔の残らないよう切に祈っております。
・高専の学生課窓口にて、出願に必要な証明書などの発行手続きを行う。(5年次)
→私の通っている高専では平均1週間以上かかりました。また、編入試験が近くなると大勢の人が申請を行うため、早めに申請を行うことを推奨します。
・編入学前日から当日にかけてのスケジュールをまとめておく。(編入試験1か月前くらい)
→基本的に編入試験先が遠方だったため、ホテルに前泊して、当日ホテルから試験会場に向かい試験を受ける感じでした。私は鉄道を利用することがあまりなかったため、念のためWordで「どこで、何時の電車に乗るか、試験時間、etc」をまとめて、それを印刷したものを見ながら行動しました。まあ、何時の電車に乗るかとかは臨機応変に対応すればよいと思いますが、交通費、宿泊費等の試算はあらかじめしておきましょう。
その他の記事
長らくお待たせしました。勉強法・スケジュール・参考書編のページが完成しました!ブログを書くのがあまり得意ではないようで、長ったらしく仕上がってしまいました...。